2016/10/17

言語の使い分け

ベルリンの児童公園はそれぞれに雰囲気があってとても楽しい。
写真はKollwitzplatzの小さいほうの遊び場。



「 エマ auch 食べる イチゴジャム」
これは、ある朝食のテーブルでのエマの発言。みごとなちゃんぽんに私はコーヒーを吹き出しそうになりました。ちなみに、"auch"はドイツ語で「〜も」の意味です。

エマは通常私には日本語で、mr.モッツアレラにはドイツ語で話しかけられますが、私とmr. モッツアレラが英語で話すため、英語も理解します。最近までは、ひとつのセンテンスに日本語、ドイツ語、英語を巧みにちゃんぽんしていましたが、最近は言語を使い分けるようになってきました。私に日本語で何か言ってきて、私が「それならお父ちゃんに話してきたらいいよ」というと、 "papa---! Kann ich....?"と、完璧なセンテンスではないものの、ドイツ語にぱっと切り替わるようになりました。特にキタが始まってから、ドイツ語の語彙がびっくりするほど増えました。

昨日の夕方、友人が遊びにきたので近所のカフェにでもお茶しにいこうと思ってmr. モッツアレラと話していたら、もちろんエマが「エマも行く〜」。正直いってひとりで行きたかった私はme.モッツアレラと相談を開始。そこに涙をたっぷり目にためたエマが登場し、一言。
「エマもいく。じゃましないから、ね(とここで涙がぽろぽろ)」
ひっくりかえりそうになりました。「じゃましないから、ね」って・・・どこで覚えたんだろう??

子どもの言語吸収能力には本当に、本当に驚かされます。

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